Skip to main content
ラッキー農園公式サイトへようこそ!

ラッキー農園環境報告書

場所 限界集落大豊町

ラッキー農園は日本で最初に限界自治体(65才以上が人口の50パーセント以上)になった高知県の大豊町というところにあります。急峻な山間に小さな棚田、近代的農業にとって条件の悪いこの土地はどんどん過疎化が進んでしまいました。
先人達が苦労して愛する家族のために開墾してきた棚田。その思いも草と共に埋もれていきます。経済効率だけを追求していけば、この土地の文化ももうすぐ草に埋もれて消えてしまいます。

標高700メートルのこの土地は、昼夜の寒暖差が大きく、きれいな水と新鮮な空気があり、野菜栽培にとって最高の環境です。ラッキー農園は山の生気をたっぷり詰め込んだ野菜を作り、お客さまの健康とこの土地の文化を守っていきます!


水 土佐の名水「龍王の滝」

ラッキー農園が 栽培に使用している水は標高1400メートル梶ヶ森の頂上付近から湧き出しています。その水が土佐の名水認定の「龍王の滝」になり、滝壺から先人達が築いた水路を通り標高650メートルの畑に流れてきたとても清涼な美しい水です。(実はこの地域には水道が完備されていないので、生活水としてもとても大切な水んなのです。)この滝の環境と水の管理もラッキー農園の大切な仕事。地域の方々と協力してこの美しい環境を守っています。


土づくり 地元の物で

ラッキー農園では地元の山の草、竹、稲わら、もみ殻等を利用し土づくりをしています。この地で先人たちが野菜や米を作り始めてから何百年も繰り返してきた事を私たちも踏襲していきたいと考えています。決して化学合成された農薬や肥料に頼ることなく、何百年も続くこの地の土こそ生命をつなぐ「宝」なのだという感謝を込めて、この土地ならではのしょうが作りを行い続けたいと考えています。


環境 いろいろな生き物がいる畑

ラッキー農園は たくさんの生き物が暮らしてくれる畑つくりを目指しています。畑が単純な生物相になると、何か1種類の虫や微生物・細菌類が大量に発生したりすることがあります。
それがもし野菜に悪さをするものだったら…。
畑の生物相が複雑だと何か1種類の虫や微生物・細菌類が大量に増えることはできません。
生物多様性が保たれた畑では野菜に悪さをするものをゼロにはできませんが大量発生を防ぐことができるのです。一見なんの役にもたたない虫けらも畑のバランスを保つ大切な大切な一員です。

常にこのことを念頭において栽培しています。